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　「1対1の対応やラインコントロールまでを含めてアグレッシブなところが特長」と柱谷幸一監督から評価されるDF寺岡真弘だが、積極的なのはプレーだけではない。普段の会話で笑いを取ることにも実にアグレッシブなのである。

　仲の良いDF市川恵多から「どうでもいいけど早くしてね、G!」と急かされた時には、周囲に対する『G』の説明と市川へのツッコミを同時に処理。「なんで、ゴリラを『G』って略すねん!てか、誰がゴリラやねんッ！」と、大きな声で。

　またあるときは、『G』の意味を知った記者が寺岡の腕時計が『G-SHOCK』であることに気づき、「もしかして、その『G』は?」と振られると、「そうです、ゴリラ・ショックです」と安定感十分の、そして期待通りのボケをきっちりと返す。

　練習見学の際はぜひ『G』、いや寺岡にひと声を。もれなく、面白い返しが期待できます。