ブロゴラのネタを探して、杉山選手に話を聞きに行きました。
「若い選手たちは家を探しているらしいですよ。それで書けば良いんじゃないですか?」
杉山選手ありがとうございます。早速、話を聞いてきます・・・。
若手の活躍が目覚ましい清水ですが、その裏で大問題を抱えています。清水の寮は全10部屋。現在入居中のメンバーに加えて、来季も石毛選手、瀬沼選手など6人の新人が入寮する予定です。もはや、寮はいっぱい。誰かが出て行くしかありません。
清水では寮を出る基準は、高卒、大卒によって異なるようですが、明確な規定はないとのこと。しかし、「プロA契約を締結した選手」ということが、寮を出る1つの目安となっているようです。
プロA契約とは、公式戦450分(J2の場合は900分)に出場するか、プロC契約として3年経過した場合に、クラブと締結する契約のことです。プロA契約を結んだ時点で、基本的に年俸に上限はなくなります。落語家で言うところの「二つ目」、相撲で言うところの「関取」といったところでしょうか。つまり、プロとして一人前になった証しです。詳しくは、Jリーグ規約・規程集をご覧ください。
http://www.j-league.or.jp/document/jkiyaku/
閑話休題。寮の話に戻します。それでは、誰が寮から巣立って行くのか?
その1人は、けがで出遅れたものの、シーズン中盤からレギュラーに定着した八反田選手です。大卒1年目ですが、今年9月30日にA契約を結んでいます。河井選手と共に、近頃では1年での「卒寮」は異例。この2人は、1人暮らしを勝ち取ったと言って良いでしょう。
八反田選手の家はまだ決まっていないのですが、本人はすでに新生活に思いを馳せています。
新居のテーマは「癒やし」
「広くてきれいな部屋で、1階じゃなくて、大きいベッドが欲しいし、良いソファも欲しい。テレビも大きくしたい」
と条件を挙げてましたが、その中でもこだわりを見せるのは「香り」です。
何でも、某銭湯の「廊下に漂う香り」が好きだそうで、「寝室をその匂いにしたら最高なんだろうな」と語っています。私は行ったことがないので分からないのですが、「若干、お線香っぽい匂い」らしいです。香りについては何とも言えないですが、来季「リラックスしたプレーをしているな」と思ったら、それはその香りのおかげかもしれません。
現在、プライベートな時間は、住宅情報やインテリア情報ばかり見ている八反田選手。最終節、大宮戦の出場はないようですが、天皇杯で活躍して寮を後にします。
(清水担当 田中芳樹)
2012/12/01 01:53