泣いても笑っても、残り1試合となった今季のJ1。その中で、C大阪は残留争いから抜け出せずに最終節を迎えることになりました。リーグ期間中としては最後のブロゴラ更新となる今回は、“ラスト1”に懸ける選手たちの思いを紹介します。(順番は、前節の登録順プラス、播戸選手です)
GK 21 キム・ジンヒョン
「セレッソに来た2009年はJ2でのプレーだったけど、もう戻りたくないし、J2でプレーするのは1年でいい。絶対に残留する!」
DF 2 扇原貴宏
「選手、スタッフ、サポーターが1つになって戦うことが大事。今の状況をネガティブに捉え過ぎず、良い緊張感の中で試合をしたい。メンタルが重要になる。最後はホームでできる。サポーターも大勢入ってくれると思う。他力ではなく、自力で残留を決めたい」
DF 3 茂庭照幸
「今日はノーコメントで(笑)残留が決まったら、いっぱい話します。チームの雰囲気はいいですよ!」
DF 4 藤本康太
「今のチームにはJ2を経験していない選手も多いけど、J2の苦しさは言葉では言い表せない。J2時代を知っている酒さんとは、『絶対にJ2に戻してはいけない』と話している。みんなで声を掛け合って、集中して戦いたい」
MF 7 シンプリシオ
「チームの来季に関わってくる重要な試合。サポーターの皆さんにも、1年間応援してくれた感謝の気持ちを表したい。先のことを考え過ぎず、グラウンドで自分たちのサッカーを表現することが大事。練習でも良いものが出せている。『ナーバスになり過ぎず、楽しんでプレーしよう』と選手たちには声をかけたい」
MF 16 枝村匠馬
「今季途中でセレッソに来て、ポテンシャルの高い選手に囲まれて、日々刺激を受けている。すぐになじめたし、楽しくやれている。絶対にセレッソをJ2に落としてはいけない」
MF 18 横山知伸
「チームがこういう状況なので、特別、古巣戦という意識はない。先入観を持たずに挑み、気持ちを出して戦いたい」
FW 13 柿谷曜一朗
「(2006年の最終節・川崎戦で降格した時は)プロ1年目で、長居第2のベンチにいた。でも、今季はリーグとナビスコで川崎に2勝しているし、自分自身、アシストと得点も決めている。今は、(川崎には)いいイメージしかない」
FW 41 杉本健勇
「引き分けでも残留という条件はあるけど、FWとしては、2点取られても3点取るくらいの気持ちで行きたい。先制点を取りたい」
DF 23 山下達也
「セレッソはJ2に落ちるような選手層やチーム力ではない。無失点を目指し、絶対に残留を決める」
MF 37 へベルチ
「モチベーションは高い。良い緊張感もある。今週は良い練習ができた。試合後に後悔しないように戦う。自分自身、これまで得点のチャンスを逃している。決めたい気持ちは強い。最後に点を取って、シーズンを終えたい」
FW 34 南野拓実
「2試合経験して、緊張とかはない。楽しみの方が大きい。難しい試合になるとは思うけど、残留争いにビビり過ぎずに、全力でやりたい。プロになって長居でプレーするのは初めて。大勢のサポーターの前で良いプレーをしたい。最後は笑って終わりたい」
FW 11 播戸竜二
「自分は(出場停止で)遠征には行っていないけど、目の前で広島に優勝を見せられた選手たちが、それをどう感じたかが大事。それはクラブも一緒。ああいう試合を経て、選手、スタッフ、サポーターがどういう気持ちで次の試合を迎えるかが問われている。チームはプレッシャーがかかる状況かもしれないけど、自分としては、そこまでナーバスになる必要はないと思う。下に落ちることを考える必要はない。若い選手がしっかり力を出せるように、自分たち経験のある選手が盛り立てて行ければと思う。これまでのことを悔やむのではなく、次の試合でしっかり勝てばいい。セレッソは下に落ちるチームではない」
運命の最終戦。サポーターの皆さんも長居で共に戦い、残留を勝ち取りましょう!
(C大阪担当 小田尚史)
2012/12/01 01:31