28日、大分アカデミーOBの西川周作と松原健が日本代表メンバーに選出された。2人とも大分県宇佐市生まれで四日市南SSCという少年チームの出身だ。
この一報に大いに闘志を燃やしたのが、宇佐市に隣接する中津市生まれの松本昌也。宇佐市と中津市は、ここ数年で全国的に有名となった「大分からあげ」の聖地を互いに名乗り、「宇佐からあげ」と「中津からあげ」で競い合っている。
それを受け、昨季J1第22節広島戦(1△1)で、松本昌の2本のシュートが西川周作を強襲した場面は別名「からあげ聖地対決」と呼ばれた。昨季は大分に在籍していた松原健も、この試合では先輩の西川と対峙したが、今回は「宇佐からあげ軍」がA代表で同じゴールを目指すことになる。
自身も年代別代表での活躍が期待される松本昌は「宇佐には絶対に負けたくない。中津は僕1人ですが、2倍頑張ります」と奮起。大分県民としては「宇佐・中津からあげ連合軍」を一日も早く見たいところだ。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/08/29 19:13