前節・山形戦(△0-0)は攻守に躍動し、札幌時代の恩師たる石崎信弘監督に成長した姿を見せた岩沼俊介。今季は左サイド、またはボランチとして開幕からフル回転。反町康治監督も「地味だが計算のできる選手」と厚く信頼を寄せる、“いぶし銀”のマルチロールだ。
岩沼は山形戦について「すでにアウェーでも対戦しているし、それほど強く意識することなく試合に入れた」と振り返りつつ、「前半にあったチャンスを決めていれば結果も変わったと思うし、勝ちが欲しかった」とスコアレスドローに終わった一戦を総括する。
この勝点1を生かすためにも、今節・群馬戦は重要になる。群馬といえば自身の生まれ故郷だ。「自分の生まれ育った地元のチーム。しっかり勝てるように準備してきたい」と故郷での活躍に、静かに燃えている。
ちなみに、29日は非公開練習で群馬戦に向けて調整した松本。風邪の新たな罹患者は発生していないが、試合直前まで普段以上の体調管理が必須となりそうだ。
(松本担当 多岐太宿)
2014/08/29 19:11