仙台は渡邉晋監督の下で攻守両面の立て直しを図っている。特に改善が必要なのは8戦を終えて4得点の攻撃面だ。今週は渡邉監督就任後、初めて試合までに4日間を準備に使えることもあり、1対1から11対11まで、プレッシャーの中でも素早く攻撃に切り替えて、フィニッシュに至る形を再構築している。
今節・清水戦でゴールの期待が懸かるのが、第7節・横浜FM戦(2○0)で初勝利した際に2得点した赤嶺真吾。前節の鳥栖戦(0●3)ではポストプレーが効き、ウイルソンと並ぶ5本のシュートを放ったものの、得点できず。「相手のマークが厳しい中でもチームとして決定機を作れていただけに、決められなかったことを反省している」と、清水戦での決定力向上を誓った。
「難しいアウェイでは特にワンチャンス、先制点が大事。速攻でも遅攻でも、攻撃に切り替えたときにしっかりイメージを共有し、フィニッシュを確実に決めたい」という赤嶺のゴールは生まれるか。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/04/23 18:44