仙台の練習場に待望の“昼食”が到着した。03年に完成した仙台の現・クラブハウスは食堂がなく、07年完成の現・選手寮はクラブハウスから離れている。そのために午前練習の場合は、昼食の内容やタイミングは選手個々に委ねられていたが、13日の練習後からビュッフェ形式での昼食ケータリングを実施することとなった。今季から仙台を担当する株式会社明治の管理栄養士・斎藤圭子さんは「回復、体作りなど多くの点での効果」を期待している。
クラブハウス完成当時は現役選手だった渡邉晋現監督は、「指導者になってさらに重要性を実感している部分。(グラハム・)アーノルド前監督のころも含め、以前からクラブに要望を出していて、その実現の第一歩」と、胸をなで下ろした。「午前練習を終えた後のケアの時間などを管理しやすくなった」(石川直樹)と、選手たちにも好評だ。まずはW杯による中断期間まで午前練習のときに食事が提供され、その後も継続が予定されている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/05/13 18:49