J1第19節・FC東京戦で山口蛍主将が負傷離脱後、J1第20節・川崎F戦、そして20日に行われた天皇杯3回戦・カターレ富山戦と、公式戦で2試合続けてキャプテンマークを巻いているのが山下達也だ。
川崎戦でのゲーム主将については、「試合前日に監督から言われた」(山下)そうで、その際、「『この試合はお前に任せる。ただ、負けたら次はどうなるか分からない』とも言われてもいた」という。富山戦の試合前は、「(川崎に)負けたので、次はないかな(苦笑)」と話していたが、フタをあけてみれば、富山戦もキャプテンマークは山下の腕にしっかりと巻かれていた。
「キャプテンマークを巻くことで、(意識的に)声は出し続けないといけない気持ちになる。ただ、今季の自分のパフォーマンスには納得いっていない。どこか乗り切れない部分もある。でも、ここを乗り越えないと成長できない」と話す背番号23の復調が、今後、C大阪が浮上するためには欠かせない。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/08/21 14:58