今日10日、名古屋は天皇杯4回戦・群馬戦を迎える。
名古屋はこの試合、万全を期している。対戦相手はJ2の群馬だが、選手たちは「(浦和)レッズを倒してきたチーム」と警戒を示しており、西野朗監督もベストメンバーで戦うことを明言するなど慢心は感じられない。負傷で出場が危ぶまれていた田中マルクス闘莉王とレアンドロ・ドミンゲスもチームに合流。必勝態勢を整えている。
また、西野監督にとって、群馬の秋葉忠宏監督は旧知の仲。前者が監督、後者が選手としてアトランタ五輪をともに戦った“師弟関係”にあり、さらには「毎年オフのときに何回か会っているし、会ったときはいつもいじり倒したり、檄を飛ばしている(笑)」仲でもあるのだという。注目のマッチアップを楽しみにする指揮官は「そのしっぺ返しを食らわないように(苦笑)」と結び、先輩としてのベスト8進出を誓っている。
(名古屋担当 村本裕太)
2014/09/10 09:56