前節・栃木戦(3○0)で会心の勝利を飾った湘南。3試合連続で引き分けが続いていたが、「内容も悪くなかったし、引き続き自分たちの戦い方をやり続けたことで結果が出た」と、中盤で何度もチャンスに絡んだ菊地俊介は前節を振り返った。
20日に開催される天皇杯3回戦・大宮戦を前に菊地は、「楽しみという気持ちが一番強い」と気合いを入れる。というのも、菊地にとって大宮はジュニアユース時代を過ごした場所でもある。知り合いも多く訪れるという、この試合への思いは人一倍強い。
大宮には知っている選手も多いと語る菊地は、「大学時代、仲良くしていた」と泉澤仁について語り出すと「あいつはすごいっす」を連発。ユニバーシアード(2013年・カザン大会)の遠征時には、居残って2人で1対1をよくやっていたようで、「一瞬で置き去りにしてくる、あのドリブルはすごい。あまり日本人では見たことがない」と、あらためて泉澤への警戒を語った。
「マッチアップは楽しみであるし、負けたくない」。いろいろな思いを胸に抱き、菊地は大宮戦に向かう。
(湘南担当 林遼平)
2014/08/19 18:47