大岩一貴にとって、今節対戦する熊本には中央大時代から知る選手が二人いる。
一人目は後輩の澤田崇だ。「熊本だと俺は澤田がいるという印象」と言うほど強く意識している。マッチアップの可能性もあるだけに「そこは負けたくない」と大岩。「対戦は楽しみな面もあるし、アイツの良いところを知っているぶん警戒しないとな、という思いもある」とリスペクトを込めて語った。
もう一人は先輩であるGKの畑実。「そういえば一緒ですね(笑)」とやや失念気味だったようだが、「実さんは一つ上で、ずっと一緒にやっていた。昔はもうちょっとヒョロかったけど、オーラが出てきたというか、ゴツくなって頼もしくなった印象がある」としっかり現状も把握している。大岩はセットプレーや流れの中から前線に上がることも少なくないだけに、「決めたいですね、実さんから」と意気込んでいた。
(千葉担当 片村光博)
2014/08/15 20:07