見慣れた坊主頭に、鋭い眼光。それらに似合う、気合いと男気に満ちた新入団会見となった。「必要とされているという気持ちがすごく伝わって、僕も結果を残したいという気持ちになった」と名古屋入団の決め手を語った川又は、矢継ぎ早に飛ぶ質問に対し、点という言葉を多用する。
「自分の目標像は、1試合1点以上取れるFW。何点という数は決めていないけど、試合に出たら点を取る」
新潟からの移籍は「たくさん悩んだ」。難しい決断だったことは想像に難くないが、「でももう、決断したことなので」と強い決意を語る。移籍決定時、「ギラギラしている」とコメントしていた川又。最後に正式加入が決まった心境を問われると、「いまは点が取りたくてしょうがないので、ギラギラしています。相当ゴールに飢えているということですね」と締めくくった。
背番号は『32』。理由は、ゴールに飢えた男らしく、昨季に量産した得点数『23(ゴール)』をひっくり返した数字である。
(名古屋担当 村本裕太)
2014/08/15 13:03