先週、ここで新加入・中山雄登の料理のことを紹介したが、実は中山、中学時代から続けているギターも得意とのこと。20日の練習後には、その片鱗をちょっとだけ見ることができた。
クラブハウスで着替えた選手たちは、帰る前にスタッフがいる事務室でくつろぐことも多いのだが、取材パスを返却に行った際に中をのぞくと、何やら室内が賑やか。置いてあったアコースティックギター(実は昨年後半に所属したFWウーゴの置き土産らしい)を中山が抱え、周りにいた選手たちが演奏をリクエストしていたのだ。
これを受け、中山がチョイスしたのはスピッツの『チェリー』。滑らかな指運びで弾き始めると空気が一変、そこに乗って来たのが黒木晃平だ。歌い始めた手前、途中で引くに引けなくなったのかワンコーラス披露したが、こちらもなかなかのモノ。聴いていた選手、スタッフからも自然と拍手が起きた。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/03/20 19:51