福岡との開幕戦に勝って白星スタートを切った熊本は5日、流通経済大と45分×3本のトレーニングマッチを実施。このゲームでは、別メニューで調整を続けてきたこともあって開幕戦でベンチ入りしなかった選手、藤本主税、原田拓、藏川洋平らもそれぞれ45~60分程度プレーした。
1本目に齊藤和樹のゴールで先制して迎えた2本目は、開始6分に右から崩し、藤本のシュートのはね返りを岡本賢明が決め、さらに2分後、五領淳樹のキープからボールを受けた藏川が右足のアウトでループ気味のゴール。
藏川と言えば、柏時代から「年イチ級」のスーパーゴールが語り草。昨季は練習でそれが飛び出し、リーグ戦では得点がなかったのだが、この日のゴールを「スーパー」と捉えるかどうかで、今後に関わってくる…。
試合後に声をかけると、本人は「ファンタジスタっぽかったでしょ」とうれしそうだったが、記者は迷った末、「“年イチ級”ではない」と判断。スーパーなゴールは、リーグ戦にとっておいてもらいたい。
試合は合計7-0で熊本が勝った。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/03/06 04:54