10日の練習前にミーティングを行い、選手たちに向けて財前恵一監督が後半戦の戦いに向けて言葉を発した。その中で指揮官が最も強調したのが攻撃面だという。
「焦れずにやり続けること。それを選手たちには伝えた」(財前監督)。前半戦はカウンターで脅かされる場面が目に付き、その要因は「相手が守備ブロックを固めてきて、そこで崩し切れずにいるうちに思い切ったプレーが出せなくなり、中途半端なプレーからカウンターを受けていた」と指揮官は見ている。
前半戦は3連勝で終えたこともあり、「自信を持って思い切ってやっていこう、と選手には伝えた」と財前監督。20日から再開するリーグ戦では、札幌の思い切りのよいアタッキングサッカーが見られそうである。
(札幌担当 斉藤宏則)
2014/07/10 18:13