191cmの長身で、ハイボールも余裕でキャッチ。長い手足を生かしたシュートストップで新潟のファンを魅了する“ジャンボ”こと守田達弥は、幼いころから背が高く、小学6年生ですでに172cmあったそうだ。
しかしジャンボと呼ばれるようになったのは、習志野高3年次から。当時練習参加していた京都には、GKコーチ森下申一(現・磐田U-18GKコーチ)と森岡隆三(現・佐川印刷SCコーチ)が所属。「モリ」かぶりでややこしく、チームで一番背が高かったため、森下氏にジャンボと命名されたそうだ。
今季はここまで公式戦フル出場。だが「満足していない。もっとやらなきゃいけない」と、練習から厳しく取り組み、得点につながるフィードも増やそうと意識する。また、GKはけがで離脱していた渡辺泰広も復帰し、再び3人でのポジション争いに。
「ヤス(渡辺)も公式戦初出場を狙っていると思うけど、負けるわけにはいかない」。優しい瞳の奥に闘志をたぎらせ、新潟の守護神としての存在感もジャンボサイズを目指す。
(新潟担当 野本桂子)
2014/07/03 11:00