以前に比べ、顔がシャープに絞れた感のある野村直輝。居残りでランニングを続けている成果が出ているのかと思いきや、「最近、体調が悪かったのでやせた」のだという。いまは回復しているようだが、体調不良の原因が分からず、「ストレスですかね」と話していた。
野村のサッカー人生は常にレギュラーで出場することが当たり前で、今季のようにコンスタントに試合に出場できないのは人生初と言って良い出来事。前節の岡山戦(0△0)では5分あまりの出場ではあったものの、前からボールを追いかけた。大学(日本経済大)までは決して運動量の多い選手ではなかったと本人も認めているが、「あの時間はそれ(前からプレスをかける)をやるしかない」と、いまは与えられた時間で、できることを精いっぱい続けている。
プロで最初にぶつかった壁。それを乗り越えた先にある新たな野村の姿を早く見たい。
(横浜FC担当 村田亘)
2014/06/25 16:30