第8節以降、出場機会から遠ざかっている當間建文だが、メンバーの多くが入れ替わった古巣・栃木戦を前に、「僕がいたときもそうだったが、栃木は今季も勢いのあるようなサッカーかなと思う」と継承されている部分に着目した。
その栃木を率いる阪倉裕二監督からも多くのことを学んだ。
「CBの選手だったので、ディフェンスには熱く言うし、シュートブロックでも『体捨てるだろ!』と練習でもガンガン言う。栃木の試合を見てくれれば分かると思うけど、ディフェンスのときに2、3人がスライディングしてくる。栃木の選手は、つなげる選手でもみんな体を捨ててディフェンス型になる。『栃木に行ってプレースタイル変わったよね』と言われる選手も多かった」
そして、自らもその教えを実践する一人。「僕らもそういうふうにディフェンスで体を捨てて、点が入らなければ一番良いことだと思う」とチームの無失点を目指す。
(山形担当 佐藤円)
2014/06/05 17:20