今節はアウェイの水戸と対戦する松本。反町康治監督は、その水戸を以前から高く評価している。特に今季は「アトレチコ・マドリーのようなサッカーをしている」と、このほど18年ぶりに覇権を奪回した名門に例えた。「守備は堅いが、かといって堅守速攻ではなくちゃんとボールをつないでいる」と指揮官は指摘する。
“闘将”柱谷哲二監督もチームを率いて4年目に突入。「ああいう4バックなら自分もやりたい。距離感覚やトラッキングが良いので、スペースがまったくない。やはり柱谷監督はDF出身だから、ああいうチームを作れるのだろう。前節・札幌戦(0●4)はうまくいかなかったようだが、失点が少ないのも当たり前だ」
もちろんスカウティングは進行中。連係の良い「最先端の4バック」だからこそ、バイタルエリアから積極的にしかけるなど、その堅い4バックを崩すために策を練っている様子だ。
(松本担当 多岐太宿)
2014/05/29 20:01