横浜FMは前節・G大阪戦を2-0の完封勝利で飾り、リーグ戦8試合ぶりの勝ち点3を手にした。と同時にリーグ最少失点の看板を取り戻すことにも成功ている。
ここまで11試合で8失点は単独1位の数字だ。それについて、樋口靖洋監督は「失点数に関してはOKの数字」と手ごたえを口にする。7試合勝ちなしの最中も守備陣が踏ん張り、大崩れすることはなかった。その期間をGK榎本哲也は「大変だった」と苦笑いで振り返る。G大阪戦でも好セーブを連発して得点への流れを呼び込む活躍を見せたことについては、「失点を少なくする。それだけがモチベーションだから」と話す。
攻撃陣の爆発が期待される一方で、チームが上位に進出するためには、引き続き堅守が欠かせない。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/05/07 14:53