GK榎本哲也が22日のJ1第32節・神戸戦での必勝を誓った。先週の15日、クラブは樋口靖洋監督が今季限りで退任することを発表。樋口体制は残り3試合を残すのみとなった。この発表に、自らを奮い立たせているのが榎本だ。
小学校2年生からトリコロール一筋の榎本は、7歳のときにスクールコーチの樋口監督からサッカーを学んだ。その後、トップチームの監督に就任し、くすぶっていた榎本は蘇った。そのため恩師のことを「自分の息を吹き返させてくれた人」と熱く語り、感謝を忘れない。退任発表に寂しさを感じつつも、プロとして結果を出して送り出す。「勝つことが監督への恩返しになる」と燃える榎本が、まずは神戸戦での勝利を目指す。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/11/18 15:29