5日、ACLラウンド16の第1戦であるC大阪vs広州恒大(中国)戦の前日公式会見が、大阪長居スタジアムで行われた。グループステージの山東魯能(中国)戦の同会見と比べて、3倍近くの報道陣が中国からも押し寄せるなど、昨季のアジア王者に対する注目度や期待の高さがうかがえた。
その中で、C大阪のランコ・ポポヴィッチ監督は、「相手は昨季のアジア王者。これ以上ない相手。モチベーションも自然と上がる。ただし、胸を借りるだけではなく、やってきたことをしっかりと出し切って、ベスト8に進むために結果を出したい」と話した。
また、選手を代表して会見に出席した丸橋祐介は、「前線の選手は迫力があるけど、セレッソの選手みんなで守って、しっかりと戦いたい」と抱負を述べた。
一方、広州のマルチェロ・リッピ監督は、「セレッソ大阪はチームとしてのレベルが高い。世界的レベルであるフォルランもいる」と警戒していたが、その表情には余裕もうかがえた。明日の試合後に、C大阪はその表情を崩すことができるだろうか。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/05/05 21:37