ナビスコカップ第3節・浦和戦(3●4)で公式戦初の先発出場。そして、前節のJ1第11節・仙台戦(0●1)でも先発出場を果たしたリ・ヨンジ。仙台戦を振り返って「クロスの対応が良くなかったり、危ないシーンもあったので、気を付けなければいけない。あとは攻撃面での個人精度もさらに必要だと感じた」と課題を挙げた。とはいえ、前節の仙台戦では高い位置でボールを奪い、積極的にクロスを挙げるなど、持ち味を発揮できた場面は多くあった。
昨季と比べて変わった点について聞くと、「いろいろなことが重なってチャンスが巡ってきている。そのチャンスをどうやって生かそうかと自分自身で考えるようになったことは大きい」と話す。
さらに「いまは左SBで出場機会を得ているが、アレックスも戻ってきたし、固定されたポジションではない。どこで出場しても結果を出せるように危機感を持ってプレーしている」と話すなど、自身のポジションが安泰ではないことを自覚しながら、リは奮闘を続けている。
(徳島担当 柏原敏)
2014/05/05 15:47