26日にアウェイ・東京V戦に臨む磐田は25日、練習場で最終調整を行った。この日は試合前日恒例となっているリラックスゲームは行わず、攻撃・守備に分かれて戦術練習を実施した。
その戦術練習で報道陣の注目を集めたのは、守備陣のラインナップ。シャムスカ監督は左SBの藤田義明をCBへスライドさせ、左SBに大卒3年目の櫻内渚を起用。同監督は「(櫻内)渚はチームにスピードを与えてくれる選手」と評価した上で、「左SBでの起用はあくまでオプションの一つ」と明言は避けたが、東京V戦で先発起用する可能性が高まった。
ブラジル人指揮官は20日の横浜FC戦(2△2)で高卒3年目の木下高彰を先発に抜擢。「メンバー選考に年齢は関係ない」と言い切る。選手を“色メガネ”では見ない大胆な采配が吉と出るか。
櫻内は今季、第5節・栃木戦(2○0)を除くすべての試合にベンチ入りしているが、出場機会はゼロ。リーグ戦の先発となれば、自身初となる。
(磐田担当 南間健治)
2014/04/25 20:24