前節・富山戦(1△1)では先制ゴールを挙げた中村太亮。左SBの位置から前線に進出し、“3人目の動き”のお手本とも言うべき形からゴールを奪ったことはポジティブな要素だ。
「パスを出してから前に走るということをもっと増やしていければ、チャンスも膨らんでいく。3人目としてはボランチやSBの選手が動きやすいと思うし、相手も付いてきにくい」と中村は語る。まさにそれを実践したのが、富山戦のゴールだ。
これまでは後方からの攻撃参加の意識こそ見て取れたものの、明確に結果に結び付いたのはこれが今季初で、チームとしての形にまで昇華させることが次のステップとなる。
中村は今節・讃岐戦に向けて、「讃岐はいま勝てていないけど、昨季の長崎のように開幕は全然だけど、上がってくるチームもある。どのチームに対しても僕たちは気を抜けない」と警戒する。機を逸することなく攻め上がり、今度はホームでゴールを陥れる姿を見たいところだ。
(千葉担当 片村光博)
2014/04/24 22:50