Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。今週は、25日に岡山への期限付き移籍が発表されたMF上田康太選手の後編をお送りする。(取材日/3月11日)──
上田が注目するアーセナルのウィルシャー(イングランド代表)
――TVではどれくらいの頻度でプレミアリーグを観ているのですか?
「週に1回くらいです。明らかに力の差があるチーム同士の試合が少なくて、どのチームにも良い選手がいるので、どの試合を観ても面白いです。その中でもズバ抜けているチームはありますけど、最初からベタ引きで戦うようなチームはないですしね。それが観ていて楽しい理由ではないでしょうか。だからこそ、それでも勝っていくチームは本当にすごいと思います。マンチェスター・シティやチェルシーの個の力は本当に秀でていると、現地で観たときに特に感じました」
――プレミアリーグで好きなチームはありますか?
「アーセナルが好きです。やっぱりあのパスサッカーは魅力的です。僕が観に行ったアーセナル対チェルシーではウィルシャーがちょうど出場していなくて、残念でした。左利きのゲームメーカーはやっぱり気になります。ウィルシャーは少しでも前にスペースがあったら自分でグッと入っていけて、そこでボールを取られないのがすごいですね。前に入っていくということは相手にガッと寄せられるということでもあるので、次のプレーをイメージしていないと、そこに入って行っても仕方ない。取られない自信もあるだろうし、次のプレーをイメージして入っていっているんだろうなと思います」
(エル・ゴラッソ本紙3/28・3/29号より)
(BLOGOLA編集部)
2014/03/28 09:54