今季、横浜FMから期限付き移籍で加入した比嘉祐介。1月の練習初日からサッカーバレーで「Aクイックだ!」と叫んでポイントを決めるなど、京都でも明るいキャラクターで雰囲気作りの一翼を担っている。
一方、プレーのほうではプロ入り後の2年間でリーグ戦の出場は1試合のみと悔しい思いをしてきた。バドゥ監督は2月のキャンプを通じてメンバーを固定せずに実戦をこなしてきたが、比嘉は先週のプレシーズンマッチG大阪戦でもフル出場するなど、開幕の先発出場が有力視されている。
比嘉は「まだスタメンと決まったわけじゃないけど…」と前置きした上で、「もし先発で出られたら、開幕戦の出場は(流通経済)大学以来3年ぶり。すごく楽しみというか、ワクワクしている」と心境を語っている。
左SBは大木武・前監督から重宝された福村貴幸がいるだけに信頼を築き上げたいところ。「個人的には90分間しっかり走り切ること。まずそこから」と、比嘉は左サイドを駆け上がる。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/03/01 18:49