今節の栃木戦を前に監督や選手の口から次々と要注意選手として挙がってくるのが相手のブラジル人たちだ。大木武監督は「以前はサビアが途中からだったり、クリスティアーノを後ろの位置で使っていたこともあったが、今は彼らの力をフルに使ってくる。そこにパウリーニョやアレックス(三都主アレサンドロ)。その4人で気持ちよくやってくる。そこが一番だな」と、2-2に終わった前回対戦時(第21節)との違いを説明する。
福村貴幸が「クリスティアーノが自由に動く中でサビアが点を取っている。起点をどれだけつぶせるかだと思う。相手の中盤でボールを奪いたい」と話せば、秋本倫孝は「(クリスティアーノがボールを受けに)低い位置へ落ちてきたときにしっかりマークにつく」とマッチアップで自由にさせないことをポイントに挙げている。松本育夫監督の下で暴れているブラジル人たちを抑えることが、勝利への第一歩となる。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/11/22 19:01