Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。
今週は、川崎Fの中村憲剛選手編(前編)をお送りする──
中村が注目する一人、サンティ・カソルラ
——中村選手はリーガエスパニョーラの試合をよく観ているイメージがあります。
「実は結構プレミアリーグも観ているんですよ。例えば土曜日のナイトゲームを戦った後、家に帰ってテレビをつけるとちょうどJ SPORTSで試合が放送されていたりするので。よく観るチームは、マンチェスター・ユナイテッドです。やっぱり(香川)真司がいるのでチェックします。あとはアーセナル、リヴァプール、最近ではスウォンジーなんかも。ラウドルップ監督のサッカーはパスをつなぐスタイルで面白いですよね。でもやっぱりよく観ているのは、アーセナルです。特に今季は面白い。エジルが入ってチームのレベルも一段階上がりました」
——試合を見るときに注目しているところは?
「自分は体の大きい選手ではないので、やっぱり大柄ではない選手がいかにパワフルなプレミアリーグでプレーしているかというところに目が行きます。そういう意味でアーセナルは、最前線にはジルーのような大きな選手がいるけど、中盤はいま売出し中のラムジーやウィルシャー、エジルにロシツキー、アルテタ、カソルラと、テクニックを武器にした選手がそろっている。だから僕も観ていて参考になるし、楽しいと感じますね」
(エル・ゴラッソ本紙1/17・18号より)
(BLOGOLA編集部)
2014/01/17 18:58