来年1月にオマーンで行われるAFC U−22選手権に臨むU−21日本代表に、湘南から遠藤航と亀川諒史が選ばれた。遠藤は負傷から完全復活をした訳ではないが、その実力とこれまでこの世代の代表を主将を努めてきた実績を認められての選出であろう。これはこれで嬉しいニュースではある。
しかし、チームが降格してしまった事実に対しては責任を大きく感じており、2013年を振り返るその表情は苦い。「今年は怪我に始まって、結局最後も怪我して出ることができなかった。悩まされた1年間」と語る。
一方で成長を実感できた1年であることも間違いない。「試合前にイメージしていたプレーが実際にできることは多かったし、高3でJ1を経験したときと比べたら大きく手応えを感じ取れた」と言う。「とりあえず今は、来年のはじめからいい状態で出来るように、怪我をしっかり治したい」。来季は1シーズン通して活躍する彼の姿が見たいものだ。
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/12/12 00:06