8日のJ1昇格プレーオフでは小林伸二監督率いる徳島が四国勢初のJ1昇格を果たしたが、5年前、やはり小林監督の下でクラブ初のJ1昇格を果たしたのが山形。小林サッカーを知り尽くすGK清水健太に、プレーオフ決勝の徳島を見たうえであらためて小林サッカーの特徴を振り返ってもらった。
「伸二さんの下でやってた頃は、攻められてても点を取られなければどこかで1点取って勝てる、そういうイメージを持ってやっていた。攻められても、しっかり耐えることの重要性を知ってて戦ってるので全然我慢できた。そういうところを植えつけるのが上手な監督なんじゃないかと思う」
ただし、「やってるほうはなかなかしんどい部分はある」とも話す。「体力というよりは、気持ち的にストレスを感じる戦い方なので、結果が伴わないと難しくなってくる側面もあると思う」と、体験者らしい分析を加えていた。
(山形担当 佐藤円)
2013/12/10 20:13