三平和司は大分に所属していた昨季のプレーオフで対戦相手として京都の前に立ちふさがり、国立への勝ち抜けを経験している。
プレーオフのポイントを聞かれると、「勝ちたいという気持ち。あと運…ですかね。それはあると思いますよ。練習でも決まらなかった(森島康仁の)FKが(先制点として)決まったりするんですから」といつもの笑顔の中にも神妙な様子で1年前を振り返っている。
確かに先制点は重要だ。例えどんな形であれ、ゴールネットを揺らせればスコアでも心理面でも有利になることは間違いない。三平自身、夏以降は横谷繁のFW起用に伴い、途中出場でピッチに立つことが多くなっており、21試合3得点という後半戦の結果には満足していない。
リーグ戦終盤で訪れた3試合連続先発というチャンスを経て「どんどんゴールに近づいている」と手ごたえを感じている。あとは結果に結び付けるだけだ。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/11/29 18:28