前節のG大阪戦はシュート5本に終わったが、そのうち2本を放ったのが工藤浩平だ。1分にこの試合のファーストシュートでGK藤ケ谷陽介を脅かすと、36分には中央左寄りから放ったミドルシュートがバーを直撃。それ以外の場面でも、キープして相手のスキをうかがう場面とゴール前の状況を見てパスやクロスを送り込む場面を使い分けるなど、攻撃をけん引している。
工藤自身は「序盤は主導権を握れなかったけれど、その後はマイボールの状況を増やしていけた。でも、結果はこう(0-2で敗戦)」と、ボールを保持しながらシュートまで持ち込めなかったことを悔やむ。
京都は天皇杯で敗退しているため、今季はプレーオフを含めて最大で残り4試合。残された時間は多くないが「攻撃の迫力がまだまだ足りない」という課題の解消を目指す。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/11/12 10:42