右ももを痛めて別メニュー調整をしていた内田潤が、約1カ月ぶりに全体練習に合流。「残り4試合に向けて調子を上げていく。リーグ再開まで少し空くので、この期間にチームに入っていきたい」と笑顔を見せた。柳下正明監督も「90分は難しいが、45分出られる状態を作れれば」と、戦力として期待を寄せている。
残り4試合の位置づけについて、内田は「6位7位で終わるのと、13位14位で終わるのではまるで違う。来季に向けて選手を補強するにしても、移籍先としての魅力も変わってくる。そういうことも考えたうえで、選手は戦うべき」とコメント。また「微妙な順位だが、今は(川又)堅碁を得点王にしようというのがチームのモチベーションになっていると思う。点を取れば勝てる。それを残り4試合でやれれば」と、チームを冷静に見つめる。
柳下監督にも「プレー以外のところでも、若手選手のためになる存在」と評価されている。いい意味での緊張感をもたらすベテランの復帰で、より締まった戦いができそうだ。
新潟の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(新潟担当 野本桂子)
2013/11/01 18:55