東アジア杯の招集で不在中のキム・ジンスに代わり、紅白戦で主力組の左SBに入ったのは内田潤。守備ではたくみなポジショニングで相手の動きを封じる。攻撃では機を見てするすると左サイドを上がり、川又堅碁との連係から田中達也のゴールを演出した。
「FWは相手の裏を狙って動き出せるようになっているが、ボールを持っている選手がそれに気づかないといいプレーが生まれない」と話したのは柳下正明監督だが、まさにその動きに気づき、的確なパスで好機を生み出したかたちだ。「それが自分のスタイルですしね」と内田。「(田中)亜土夢も(川又)堅碁も動き出しが良くなっている」と、前線の選手の成長も感じている。
もうすぐ始まる夏の連戦。いつ試合に入っても高いパフォーマンスを発揮できるベテランは、コンディションを上げて備えている。
新潟の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(新潟担当 野本桂子)
2013/07/26 07:30