今週末はJ1のリーグ戦がない。甲府は2日のオフを取り、木曜の31日が練習の仕切り直しだった。J1は残り4試合。甲府は第30節の引き分けで“絶対目標”の残留に向け、16位・湘南と勝ち点6差というアドバンテージを得ている。
城福浩監督は「絶対目標を達成したら、もっと攻撃にエネルギーを攻撃に使おうという話を選手としている。その下地作りの1週間にしたい」と次なる野心を口にする。11月3日の清水戦も「そういう攻撃に向けて、どうベースアップできるか試す練習試合にしたい」(城福監督)のだと言う。キャプテン山本英臣も想いは同じだ。「こうやって期間が空いたときに、自分たちがボールを持つ時間をどう長くするかと考え、自分たちのサッカーをするために時間を使える」(山本)。
その言葉どおりに31日はポゼション、シュートなど攻撃色の強い練習をこなした。残留確定が先決だが、その先の野心も垣間見える今日の練習、そしてコメントだった。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/10/31 20:36