6日の練習後に、インドネシア人練習生アンディク・ベルマンサとかなり長く話し込んでいたのが平本一樹。「ナシゴレン? ああナシゴレンね!」といった声が断片的に聞こえてきていたが、二人がどう意思疎通を図っていたのか気になる。今日はインドネシア語の通訳が不在だったので、平本に聞いてみた。
平本は「二人とも英語がしゃべれるから!」と胸を張る。先述のナシゴレンは「インドネシアのメインフードは何か?」という問いに対する答えだったという。ほかの会話について確認すると――。ベルマンサは木々に囲まれ、緑豊かな韮崎中央公園が「バリ島に似ている」と漏らしていたとのこと。
英語は流暢でないかもしれないし、言いたいことがすべて伝わっていたかどうかは分からない。しかし「だって21歳の兄ちゃんが、一人で日本に来て寂しいでしょう?」という、“アニキ平本”の優しさは伝わったはずだ。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/10/09 16:48