11月2日に控えるナビスコカップ決勝・柏戦。タイトルを懸けた一戦は当然、普段とは異なる精神状態に陥ることもあるが、それを「自然なこと」と話したのはGK山岸範宏だ。
浦和一筋13年目でさまざまな経験をしてきたベテランは、「気持ちの昂ぶりやいろいろなプレッシャーもあるけど、それも決勝という舞台だから感じることだし、自分たちで勝ち取ってきたもの。プレッシャーというとネガティブな印象になるけど、それも楽しんでいければ」と前向きだ。
さらに「タイトルを獲ることで自分たちを支えてくれたスタッフやサポーター、多くの方々を笑顔にできるし、それを勝ち獲れる段階までは来ているので、ワクワクする」と決勝の舞台を待ち望んでいるようだった。
昨季、今季と控えに甘んじる時期が続いたが、ナビスコカップ準決勝第1戦・川崎F戦からレギュラーポジションをつかんだ山岸。守護神としてはもちろん、精神的支柱として6年ぶりのタイトル獲得に尽力する。
浦和の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(浦和担当 菊地正典)
2013/10/29 18:29