今週、クラブの資金繰りの悪化が表面化した福岡。選手たちにはクラブ側から説明があり、大きな動揺を見せることなく、鳥取戦に向けて調整が行われている。
チーム最年長の古賀正紘は「鳥取も残留に向けてモチベーションは高いと思うが、自分たちもクラブが良い方向に向くようにするというモチベーションがそれ以上にある。フロントだけじゃなく、結果という部分では自分たちにも責任はある。やれることを全力でやるのが自分たちの義務」と言葉に力を込めた。
出場停止明けの金久保順も「相手も失うものはないかもしれないけど、それは自分たちだって同じで失うものはない。サポーターの方々も不安に思っているだろうし、そういう気持ちも背負って自分たちは戦わないといけない」と期限付き移籍の立場ながらそれを感じさせないような言葉を連ねていた。
「選手たちの仕事はプレーすること」。
プシュニク監督が言うように選手たちは鳥取戦に集中している。
福岡の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(福岡担当 杉山文宣)
2013/10/18 18:05