ともに78年生まれの古賀正紘と北嶋秀朗。第74回高校選手権では準々決勝で相まみえ、2007年から2010年まで柏でともにプレーしている。
北嶋との一番の思い出について古賀は「試合でマッチアップしたこともあるけど、思い出と聞かれれば柏の監督がネルシーニョになってJ2に落ちてからお互いになかなか試合に出られなくなってそこでサッカーについて深くキタジと話し合えたことですかね」と答えた。
その後、古賀は磐田に移籍することになったが「言葉は乱暴ですけど、僕はその環境から逃げて移籍した先でたまたまタイトルが獲れました。でも、キタジは残ってその苦しい状況を跳ね返した。そうやって跳ね返すことのほうが何倍もしんどいと思う。だから自分よりもキタジのほうが何倍もスゴイです」と同い年の北嶋を心から尊敬している。
盟友の引退まで残り3戦。うまスタでの熊本戦は古賀にとっても特別な一戦になる。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/11/06 16:54