前節・北九州戦で、連敗を5で止め、6試合ぶりの勝ち点3を挙げた福岡。気迫のこもったゲームの代償ではないが、今節の鳥取戦は坂田大輔、金森健志、岡田隆と鳥取戦で先発した3人をいずれも出場停止で欠くことになった。
チームにとってはピンチではあるが、この状況をチャンスととらえているのが西田剛と石津大介の両ストライカー。ともに「二ケタ得点はあきらめていない」(西田剛)、「二ケタ得点が目標」と、ゴールへの強い意欲を見せている。
西田はここまで5得点と残り6試合での達成には爆発が必要だが、今季チーム内で5得点以上挙げた選手の中では90分あたりの得点率では0.55で西田がトップの数字を誇っている。一方、石津の得点率は0.37と西田より劣るが、これまで8得点を挙げている(ちなみに10得点の坂田が0.38、5得点の城後が0.15)。
迎える鳥取戦に向けて西田が「どんな形でも得点できれば」と言えば、石津は「前半のうちに得点できれば一気に二ケタまで行けると思う」。二人の目標達成への強い気持ちが、チームを勝利に導くはずだ。
福岡の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(福岡担当 杉山文宣)
2013/10/15 19:37