13日の天皇杯3回戦で120分戦った疲れもあり、今日の全体練習は1時間足らずという短さで終了した。練習の最後に行われたのは、フィールドプレイヤー全員が参加したシュート練習。コーチが選手の腰の高さに浮き球を投げ返し、ボレーシュートを放つというシンプルなものである。さまざまな狙いを練り込んだトレーニングをする城福監督がなぜこのような――。
「ボールは意外と空中にある時間が多くて、そこが盲点になる。通常のトレーニングでは意外とやれない」と城福監督は“シュート練習”の意図を明かす。自分たちのシュートはもちろん、ピンチでのブロックやクリアといった場面を想像してみると――。「肝心のプレーは、ボールが空中に浮いているときが多い」というのが、城福監督の分析だ。
シュート練習には“空中でのボールフィーリング”を磨く意図があるのだという。かくして「なぜDFもシュート練習をするのか?」という謎は解消した。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/10/16 18:12