東京Vは10日、JFLのSC相模原と45分×2本の練習試合を行った。試合はJFLで現在3位の相模原を相手に、内容面も乏しく、0-4の完敗。2本目はユースの選手や練習生が含まれていたとはいえ、厳しい現実を突き付けられる結果となった。
チームは4日前の第36節・愛媛戦で0-4の大敗からのリカバリーを目論んでいたものの、「90分をとおして厳しい内容だった」と三浦泰年監督。それでも、指揮官は「過去はもう変えられない。未来に向けていまの状況を乗り越えないといけない」と前を向く。
また、相模原戦の2本目の途中までピッチに立っていた巻誠一郎は言う。「なかなかうまくいかない状況だけど、その中でもトライしようとする姿勢を出せていた。もう一度自分たちで這い上がらないといけないし、サポーターの力も借りつつ戦っていきたい」。
幾多の修羅場をくぐり抜けてきた背番号18は、苦境を脱しようと現実に抗っている。
(東京V担当 郡司聡)
2013/10/10 22:09