前節のさいたまダービーで0-4と敗戦。チーム浮上の糸口が見えない大宮だが、課題ははっきりしている。ファイナルサードでのプレーの質の向上である。
13日の天皇杯3回戦・G大阪戦を控えた9日のフォーメーション練習では、渡邉大剛・鈴木規郎に続いて、富山貴光が好調なプレーを披露していた。「徐々に調子は上がっています。攻守において貢献したい」と富山。9日の練習では主力組の2トップの一角を担っており、公式戦先発へ期待が高まる。
「G大阪はすべてのポジションにタレントがそろっている。最も警戒しているのは宇佐美(貴史)選手。一瞬で決定づけるシュート力、ドリブルでの打開力は、大宮から見れば嫌な選手です。ただし、得点をするのは僕です」(富山)。
チームの対決と同じくらい、この二人の対決にも注目したい。
大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大宮担当 上野直彦)
2013/10/09 18:18