金澤慎が復帰間近であるというニュースが流れれば、サポーターが気になるのは背番号6の存在。9月20日の練習中に負傷し、左ハムストリング肉離れで全治6週間と診断された青木拓矢は31日、別メニュー調整ながら、午前・午後の練習に励んでいた。
午後はコーチやトレーナーとパス練習を行ったが、巧みな足さばきは健在。遠目のボールも狙いどおりのところへ蹴っていた。相変わらずの技術の高さだった。「順調ですよ。早く戻りたいですが、じっくりやりたいですね」。
今の青木にとって励みになることがある。「平日にああやってサポーターが応援に来てくれる。声をかけてくれる。ホントうれしいし、有難いです」。練習後もサポータ一人ひとりの声に応え、サインも惜しまなかった。7月10日の名古屋戦(第15節)で見せたようなピッチを切り裂くスルーパスを早く見てみたい。
大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大宮担当 上野直彦)
2013/10/31 20:56