25日、第35節・水戸戦へ向けたトレーニングを開始した神戸。誰もが調子の良さをアピールするが、茂木弘人もその一人。実施されたミニゲームでは、得意のシザーズから鋭く右足シュートを放つなど、果敢にゴールを狙った。
前節・徳島戦では74分からFWとして出場。今季はSBに定着しつつあった茂木は、「(FWは)全然やってない(笑)」と苦笑いだが、「サイドでボールを引き出してくれ」という安達亮監督の指示を忠実に実行。7分後に岩波拓也が投入されると一転、左SBにポジションを代えたが「何も問題はなかった」と、プレーで無敵の5バックの一翼を担った。
苦戦を踏まえ、「プレスは神戸の良いところ。ベースにしていけたら」と攻撃的守備の再構築を希求した背番号21。暑いと寒いが毎日変化する、体調管理が欠かせない気候の中でも「食って寝る」の最高のローテーションを崩すことなく、激闘必至の終盤戦に挑む。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/09/25 16:41