大宮アルディージャは15日(土)18:30から熊谷スポーツ文化公園陸上競技場でJ1第25節・大宮アルディージャvsサガン鳥栖を戦います。大宮にとって17位の降格圏で迎える“ラスト10”はJ1残留を懸けた戦いでもあります。今回のブロゴラではサンパウロFCなど、サッカー王国の名門クラブでのプレー経験も豊富なMFカルリーニョス選手に、“ラスト10”へ向けて、ショートインタビューを敢行しました。【写真/岩田 陽一】
■MF 5 カルリーニョス選手コメント
「いまの状況が厳しいことは受け止めているし、この状況から抜け出さなくてはならない。これからは1試合1試合が重みのあるゲームだ。前節・浦和戦はアウェイで貴重な勝ち点1を得たことでチームも自信を取り戻せたと思う。早い時間帯に退場者を出す苦しい展開になったが、あれだけチームとして戦って、試合終了までよく耐え切ったことで失った自信を取り戻すことができた。終盤戦はいつも以上に90分間集中して戦うこと、そして勝利への執着心が最も必要とされる。どれだけチームとして気持ちを込めて戦えるかだと思う。鳥栖とはアウェイで一度対戦しているが、終了間際に追い付かれるという悔しいゲームで勝ち点2を失った試合だった。鳥栖はディフェンスを頑張るし、よく走るチーム。終盤まで試合をあきらめずに戦ってくる。強いチームとして認識している。熊谷はいいスタジアムだと思う。芝生の状態も良いし、天皇杯でも良い結果で終えることができた。雰囲気もつかめたし、スタジアムに関しては何も問題がない。チームは勝利を求めて気持ちを込めて戦うので勝つためにはサポーターの方々の助け、みんなのサポートが必要です」
(大宮担当 郡司聡)
2012/09/14 00:00