8月下旬に加入し、先日の天皇杯栃木戦で来日初ゴールを記録したプノセバッチ。セルビア出身でセルビア語を話すプノセバッチには専門の通訳がおらず、現在はオズマールの通訳を務めていた前田通訳が英語を用いてコミュニケーションを取っている。しかし、プノセバッチは英語が話せず、ほぼ片言の状態。
この日の練習後の取材ではスマートフォンの翻訳アプリやGoogleの翻訳機能を用いて、あれやこれやで記者陣はプノセバッチとのコミュニケーションを図った。会話をするたびに、スマートフォンに打ち込むというなかなか奇妙な光景ではあったが、明るい性格のプノセバッチは誠実に自分のことを伝えようとしてくれた。その姿勢に記者陣も笑顔になる場面が多く、和気あいあいとした中での取材となった。
「自分の持ち味はヘディングとFK」と語るプノセバッチ。誠実なその姿は記者陣のハートをがっちりとつかんでいた。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/09/12 16:45