5月よりスタートしている、西部謙司WEBマガジン「犬の生活」。メインコンテンツはジェフユナイテッド千葉ですが、来年のブラジルW杯を戦う日本代表について西部謙司が分かりやすく、ザックジャパンの現状を解説しています。今回はWEBマガジン「犬の生活」で掲載した、ガーナ戦のコラムを一部公開でお届けします。
ベスト16へのテストはとりあえずパス
ガーナの先発メンバーの平均年齢は23.1歳、かなり若いチームでした。ギャン(アル・アイン)、ボアテング(シャルケ)、エッシェン(チェルシー)が来日せず“飛車角落ち”の感は否めませんが、このクラスに勝てるかどうかはW杯グループリーグ突破のポイントになります。
結果は快勝でした。先制されたのはナニでしたが、内容的には圧勝といっていいでしょう。ガーナが主力を欠き、日本のホームでもありますから、このぐらいのゲームはしてもらわないと困りますけどね。
プラスアルファは柿谷
今回のグアテマラ、ガーナとの2戦での収穫は柿谷曜一朗だと思います。彼自身がすごいプレーをしたわけではないんですが、香川真司、本田圭佑の2枚看板に柿谷が加わって、3人の連係での中央突破が数多く見られました。前田遼一は本田、香川にスペースを提供することはできますし、クロスボールに対する強さもありますが、中央突破に関わる頻度は少なかった。
前半6分あたり、本田から香川へのスルーパスが通った場面がありました。あのとき、柿谷が裏へ動き出していました。本田は柿谷ではなく香川へパスしていますが、先に柿谷が動いたことでガーナのDFが柿谷をマークして下がっているんですね。それで香川が裏へ飛び出してもオフサイドにならなかった。
柿谷は常に裏へのギリギリの飛び出しを狙っています…
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(BLOGOLA編集部)
2013/09/11 17:30