奈良輪雄太にリーグ戦先発のチャンスが訪れそうだ。14日のC大阪戦で主力の右SB小林祐三が累積による出場停止のため、奈良輪の先発が有力視されている。11日の天皇杯2回戦・ヴァンラーレ八戸戦では左SBとして先発し、後半からは右SBに回って両サイドを堅実にこなした。
樋口靖洋監督はこの起用法について「奈良輪を右サイドでもトライできたのは大きい」とポジティブに考えている。奈良輪自身も「右サイドのほうがスムーズにできた。パフォーマンスには納得していないけど、90分間できたのは次につながる」と振り返る。
その試合では周囲との関係性もあるが、タイミング良くオーバーラップして利き足で鋭いクロスを上げた。C大阪戦でも豊富な運動量でアップダウンを繰り返し、チームの勝利に貢献できるか。
横浜FMの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2013/09/12 14:25